映画ジョーカーのタバコの銘柄はどこ?小人症や階段のシーンの考察についても
ジョーカーはバットマンシリーズで登場する有名な悪役です。
そしてその2019年10月に公開されたジョーカーを主人公とした映画「ジョーカー」が大きな反響
コメディアンを目指していた男性アーサーがなぜジョーカーになっ
心の病を抱えた1人の男性が闇に染まっていく様子があまりにもリ
「JOKER」
ジョーカーは最初から狂ってるのではなく、一人の人として優しい人間
それをぶっ壊したのは周りの人間達、母親でさえも、ジョーカーを狂わせた一人
周りの目や溜まりに溜まっていった不安を解放させたのがジョーカー誕生の理由
こんなに複雑な気持ちになったのは映画は初めてです。 pic.twitter.com/wCWAZRJGle— JOKER (@JOKER_DontSmile) October 5, 2019
そんな映画ジョーカーですが、実は映画界においてタブーとされているような事柄がたくさん存在します。具体的には、タバコのシーン、小人症のゲイリーのシーン、階段でのダンスシーンの3つです。
ここでは、それら3つについて詳しく説明していきます!
Contents
ジョーカーのあらすじ
「どんな時も笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸にコメディアンを夢見る、孤独だが心優しいアーサー。
そんな彼は都会の片隅でピエロメイクの大道芸人をしながら母を助け、同じアパートに住むソフィーに秘かな好意を抱いています。
笑いのある人生は素晴らしいと信じ、ドン底から抜け出そうとするが、心の病を抱えている彼を待っているのは周りの人からの冷ややかな目。
アーサーは、自分を変えようともがきますが、次から次へと災難が降ってかかります。 また、まったく知らなかった自分の幼少時代を知り、彼は少しずつアーサーからジョーカーという狂気溢れる悪のカリスマに変貌してしまいます。
その様子があまりにもリアルに描かれており、思いテーマにも関わらず大ヒットしている映画です。
ジョーカー:アーサーがタバコを吸うシーン
映画ジョーカーにおいてタバコのシーンが印象に残った方は多いのではないでしょうか。
ジョーカー見に行きたいの
に中々行けない、くそ
てか、たばこ吸ってる姿が
好きすぎるんだが死ぬ pic.twitter.com/MUlbfEVzY6— DOMI (@DOMI_0223) October 21, 2019
ジョーカーは美味しそうにタバコを吸っていますよね。またタバコを吸いながら歩いているシーンはとてもかっこよく人気なシーンです。
またタバコのシーンはアップで映ることが多く、吸うたびにチリチリチリという音も非常に印象的でした
なにか心地いいような耳に残る音が、吸うたびになっていましたがこれも視聴者にジョーカーのタバコシーンを印象付ける戦略なのかもしれません。
タバコのシーンがタブーな理由
実は最近は世界的にもタバコ規制の考えから、WHO(世界保健機関)から喫煙シーンのある映画をR指定にするなどの勧告がでているのです。
というのも喫煙者の37%が映画をきっかけにたばこを吸い始めたというデータがあるためです。従って世界的にもにもこれから規制がさらに強くなると予想できます。
しかしジョーカーではどうでしょう。そのような情勢にも関わらずたばこを吸うシーンが多く起用され、さらにジョーカーが美味しそうにタバコを吸っているところが強調されていました。しかもそれは、人を殺した後も含めてです。
ジョーカーが吸っているタバコの銘柄はアメスピ!
あそこまでタバコのシーンが強調されるとジョーカーが吸っているタバコの銘柄が気になりますよね。
ジョーカーが吸っているタバコはアメリカンスピリット。通称アメスピと呼ばれる銘柄です。
映画内で一部アメスピのロゴが映ったことで判明しました。
ジョーカー:小人症(ゲイリー)への差別シーン
ジョーカーと同じ道化師として働く小人のゲイリーがいたのは覚えていますよね。
彼は生まれ持った障害から身長が小さく、
ジョーカーでは、小人のゲイリーに対する差別的な発言が多くあります。
極め付けは、同じ職場のランドルがジョーカーによって殺された後のシーンです。(ちなみにランドルはアーサーに拳銃を渡した男性です。)
ランドルが殺された現場にゲイリーも居合わせていました。目の前で同僚が殺されたためショックと同時に怯えるゲイリーはその場から離れようとします。しかし、
内側からの鍵にもか変わらずゲイリーは手が届かず、
改めてジョーカーの感想ですが、ホアキンも完璧でしたが周りのキャストも完璧だったかなぁ。個人的MVPはあの小人のかた。同僚の例のシーンはあまりの迫真の演技にひっくり返りそうになりました… pic.twitter.com/JIvWp9AVqR
— MUTSUAKI (@mutsuaki666) October 28, 2019
小人症への差別シーンがタブーな理由
障害に対する問題は非常に繊細です。通常であれば、差別シーンがあってそれに加担したり、あえてそれに注目させるようなことはありません。
理由は障害を受け入れ共生していく共生社会の実現に世界が動き始め、そのような差別はタブーになっているためです。
ゲイリーが身長のせいで、鍵をあけることができないシーン。
このシーンをあえて映すということはなんらかのメッセージがある
ジョーカーは、
このシーンは、
ジョーカー:階段でのダンスシーン
ジョーカーが降った階段は、
【まさか】ジョーカーが踊っていたあの”階段”が観光地に!?
映画『ジョーカー』で、ジョーカーとなったホアキンが踊っていた階段。この階段は実際にニューヨークにある場所で、それを嗅ぎつけた多くのファンが連日訪れ、写真スポットになっているそうだ。しかし近隣住民からは迷惑だという声も… pic.twitter.com/t8rDjbw8oi
— 映画四季報 (@Eiga_4ki) October 24, 2019
ジョーカーにおいてタブーな手法で撮影されている階段のシーンは二つあります。
会社をクビになって階段を下るシーン
児童施設で拳銃が落ちてしまい、
その際に会社でアーサーははタイムカードの機械を壊し、
TVに出る前に階段を下るシーン
この場所が観光地になってしまうほど、非常に有名なシーンです。
〜JOKER〜
アメリカNYにある
とある階段。
ヤンキーススタジアムから徒歩7分くらいの所にある、『130段』の階段。
JOKERが覚醒され『喜』のダンスをこの階段で踊る。
今、ここがものすごい『聖地』としてファンが訪れて止まないらしい。近かったら行ってみたい😏#Joker#ロケ地 pic.twitter.com/Q9ARrSSmqq
— ちゃたぽん (@sudamichi) October 24, 2019
階段のダンスシーンがタブーな理由
通常映画では、
階段を下る・
階段を上がっているシーン→気分が上がるような転機が起きる。
階段はこのように起用されることが多いのです。
ジブリ映画はこれを多く採用しており、
千と千尋の神隠しで、
しかしジョーカーでは全く異なります。階段を下るシーンの方が彼は生き生きしているのです。
階段を下るという気分の降下を表すことが多いシチュエーションに
ジョーカーでタバコ・小人症・階段のシーンを強調させる理由
ではなぜジョーカーではタブーとされているタバコや小人症の差別、階段シーンなどをあえてあそこまで強調させるのでしょうか。
それは、今まであるような画一化された手法やストーリーではなく、
そしてその戦略は見事にあたり、映画としての斬新さや新しさに魅力され、大ヒットしたのです。
考えみるとこのようなタブーを打ち壊し、
アーサーがジョーカーになり、
まとめ
・タバコや小人症の差別、階段のシーンはタブーともいえるが、ジョーカーではそれをあえて強調して撮られている。
・タバコの銘柄はアメリカンスピリット。
・タブーのことがらを強調してるのは、視聴者を引き付ける戦略。
最後まで見ていただきありがとうございました!
ジョーカーについてのこちらの記事もご覧ください!
ジョーカーの映画はなぜ人気になりヒットしたのか?悪役でも支持されるキャラである理由を考察